神経系と栄養面の2つの側面を確認する
1.「赤ちゃんの発達の段階」をきちんと踏んでいるかどうか
2. 腸に問題があるかどうか(便秘 or 下痢)
脳の発達に必要なのは、栄養と、感覚からの刺激です。ですので感覚刺激と栄養面の2つの側面から不調の原因を調べてみる必要があります。
発達の段階を外れた時の対処法1 脳神経を育てる
脳に適切な刺激を与えて発達を促す本
名前は「発達障害」となっていますが、予防の目的で目を通しておくと良いと思います。
この本の本当のタイトルは
「Disconnected Kids(ディスコネクテッドキッズ)」。
「つながりを失った子ども達」と表現しています。
モンテッソーリ的にいうと、
「自己教育力を発揮できない子ども達」
ということになると思います。
この本によると0歳の赤ちゃんが発達の段階を外れている場合は原始反射を使い切ることで次の発達段階へのスイッチが入りやすくなると書かれています。
この本は右脳と左脳のバランスを整える事を目的としていて、それぞれの脳の働きがどんなものか知る事ができます。たとえば、
右脳が担うのは全体像、左脳が担うのは細部です。
運動・行動・非言語コミュニケーションの問題は右脳、
読み・書き・計算など学業の問題は左脳が担っているそうです。
運動能力が極端に低い子どもは小学生になって行動やコミュニケーションに問題が出てくるようです。我が娘はこのタイプです。
左脳の問題は小学生に上がって勉強が始まるまで気が付かれないことも多いそうです。
いずれにしても、そのまま放置すると、行動の問題は学業の問題に、学業の問題は行動の問題に発展すると書かれています。
右脳、左脳の特徴はたくさんあります。
タスクを効率よくこなすのが得意なのは左脳、
推論、推理が得意なのは右脳です。
おしゃべりが好きな女性、思索に耽るのが好きな男性。
話を聞かない男、地図が読めない女。
…なんとなくわかったと思いますが
男性は右脳が優位、女性は左脳が優位な場合が多いようです。
脳は右脳と左脳が両方同時に発達するのでなく(厳密には割合の話しだと思いますが)、
0~3歳まではまず右脳が大きく発達し、3~6歳頃までは左脳が大きく発達し、その後も右脳、左脳とちょこちょこ発達していくそうです。
3〜6才のモンテッソーリ教育が功をなすのは左脳が発達し始める時期と合致しているからだと言えます。
0~3歳は右脳が働き、自分が生まれてきた世界の全体像をまるごと把握します。
3~6歳は左脳が働きだし、溜め込んだ印象を整理し、意味付けていきます。
そして、右脳と左脳がバランスよく機能して初めて人間らしい振る舞いが出来るようになります。
モンテッソーリの視点と一致しますね。
脳の神経可塑性について
モンテッソーリ教育では「6才までの自発的な環境との関わりがとても大切で、この期間に得られなかった能力を大人になってから身につけるのはとても大変です。」といってます。
これは確かにその通りだと思いますが、
バーバラさんのTEDトークにあるように、脳はこれまで考えられていたよりもずっと柔軟で可塑性があり、「変わることができる」ことがわかってきました。
私は育児に悩むひとりの母として、保育士の先生方にはぜひ、同じように悩むお母さんにこう声をかけてあげてほしいと思います。
「6才を過ぎてからでも脳は変わる事ができるのでどうかあきらめないでください。」と。
子供の頃、脳に欠損があるといわれたバーバラさん。
時計が読めない、文字が読めないといった問題の脳の部位に対して
トレーニングをして能力を獲得したというお話です。
驚くのはトレーニングを始めて3〜4ヶ月で変化をしたというところ。
「Disconnected Kids」で3ヶ月で問題が消えたと書いてあるのを私はまだ信じられていませんでしたが、本当なのかもと信じる事ができる、希望が持てる動画です。
そして私も娘に良い変化が現れることを願ってこの方法を調べてみようと思います。
発達の段階を外れた時の対処法2 栄養障害を取り除く
腸を治して脳を正常に機能させる本
発達障害は実は栄養障害、体の代謝機能の障害であるというお話です。
体の中では食べ物から様々な物質を作り出すための歯車がたくさん回っています。これらの歯車が一つでもうまく回らないと、次から次へと問題が発生してきます。
この本はリーキーガット(腸漏れ)という、腸のメッシュが荒くなり、腸から未消化の食べ物が血流に流れ出てしまうことによって、体内や脳内で炎症が起こったり、グルテンやカゼインが脳にたどり着いて麻薬作用をおこしていたり、腸内で異常繁殖した悪玉細菌が食べた物を発酵させて、アルコールを発生させていたりなど、子供の異常行動に繋がり、脳の発達を阻害している例が書かれています。
我が娘は幼児期から極端な少食と便秘をかかえていました。小学校に入り、給食に頼って食をおろそかにしていたことで腸内環境が悪化し、自閉症スペクトラム的な症状が悪化する原因になったと思われます。
また、基準値より飛び抜けて高い水銀毒の値が出たので、蓄積もされているだろうということがわかりました。
水銀毒は神経毒で、運動能力の極端な低下につながります。これは乳幼児ワクチンの防腐剤に含まれる水銀の可能性があるそうです。
また水銀毒の症状はそのまま自閉症の症状と一致するそうです。
発達の段階を阻む環境要因 (エピジェネティクス効果)
現在では、発達障害の原因は遺伝子によるものだけではなく、環境要素も大きく関わっていることがわかってきました。
遺伝子は生まれつきで決まるのではなく、常に環境と対話をしながらスイッチをオン、オフしているのです。
これもモンテッソーリの礎の賜物ではないかと思います。
発達障害のリスク要因を減らそう
これをしたら発達障害になる、というはっきりとした因果関係は証明出来ないけれども、個人や環境との組み合わせによって、発達障害が発生するリスクが高まる要因をリスク要因と呼びます。
リスク要因には環境汚染や大人の関わり方など様々な要素があります。以下のようなものです。
- 排気ガス
- 電磁波
- 食品添加物
- 農薬
- 化粧品などの化学薬品
- 狭い空間、自然の中で過ごさない、スクリーンタイム
- 抗生物質の乱用
- 乳幼児ワクチンの防腐剤からの神経毒の蓄積
- 親の未熟な育児、家庭不和
- 発達時期を無視した非科学的な幼児教育(フラッシュカード等)
などなどがあることがわかっています。
乳幼児期にはやった方が良いことをやるだけでなく、やるべきでない事にもきちんと意識を向ける必要があります。
そしてやはり、0~3歳は親が本能的に自然だと思える方法で、運動機能や味覚、生身の人間の愛情とコミュニケーションを意識して育てるのが良いようです。