発達障害の子どもに有効なサプリメントプログラム

サプリメントプログラム

サプリメンテーションは「発達障害は栄養で良くなる」(バイオメディカル療法)にも詳しく書いてありましたが、とりあえず、「薬に頼らず家庭で治せる発達障害とのつき合い方」(ブレインバランス療法)
にわかりやすくまとまっていたのでこちらを実践しています。
この本の対象年齢は4〜12歳と書かれています。

薬に頼らず家庭で治せる発達障害とのつき合い方
p.405 「サプリメントプログラム」を参考にしています。

ビタミン

名前1日摂取
目安量
鉄×マルチBMixCa,Ma,
Zi,D3
Mag,B6Methyl
B12
Folin
ビタミンA250μg
(確認中)
450μg
チアミン
(ビタミンB1 )
50〜100mg1mg60mg
ナイアシン
(ビタミンB3)
10〜50mg11mg40mg
パントテン酸
(ビタミンB5 )
50〜200mg5.5mg40mg
ビタミンB650〜80mg1mg30mg25mg
ビタミンB12 100〜1000μg2μg20μg10000μg
ビタミンD15μg5μg10μg
葉酸500〜1000μg200μg240μg400μg
ビタミンC500mgを1日に2回80mg
ビタミンE 10μg8mg

ミネラル

名前1日摂取目安量Ca,Ma,
Zi,D3
Mag,B6マルチミネラル
カルシウム500mg1000mg240mg
マグネシウム200〜600mg400mg400mg110mg
亜鉛10mg15mg6.0mg
セレニウム100μg20μg
1~2mg0.5mg
マンガン0.5〜1mg3.0mg
モリブデン15μg17μg

外国のビタミンは単位が違うので、以下を参考に換算しました。
ところどころ、??? があります。実践される際には安全かどうかをよく確かめてお試しください。
バイオメディカル療法の医師のもとで行うのが安心です。


ビタミンは、重量(μg)と効力(国際単位:IU)で表示されることがあります。

『μg』は、『㎎』の1/1000の量です。25μgは0.025㎎ということです。
『μg』から『IU』へ変換する場合は『μg×40』、『IU』から『μg』へは『IU×0.025』で計算できます。

どちらの数字を参考にしていただいても良いかと思いますが、「日本人の食事摂取基準」では『μg』で表記されています。

株式会社ヘルシーパス

脂肪酸

  • フィッシュオイル(多価不飽和脂肪酸)
  • アマニオイル(オメガ3脂肪酸)

酵素

Kirkman Labs, Enzyme Complete DPP-IV With ISOGEST, 180 Capsules

dpp4
カゼインとグルテンを消化するためのDPP4という消化酵素
毎食前に1カプセル

プロバイオティクス

プロバイオゴールド

プロバイオゴールド
朝食前に1カプセル

ミヤリサン錠

1回3錠

我が家で使用しているサプリメントを紹介します。

まだ始めたばかりなので決定版とは言えません。試行錯誤を続けて、随時バージョンアップしていくつもりです。取り入れる時には安全性を十分見極めてからご自身の判断でお使いください。

ディアナチュラスタイル 鉄×マルチビタミン 90粒(90日)

ディアナチュラスタイル 鉄×マルチビタミン 90粒(90日)
1日/1錠

ディアナチュラスタイル ビタミンB MIX 60粒 (60日分)

ディアナチュラスタイル ビタミンB MIX 60粒 (60日分)
1日/1錠

ディアナチュラ スタイル マルチミネラル

1日/2錠

まずはここまでの3点を毎日飲むようにすれば、おおよその目標値をクリアできそうです。


代謝反応を改善させる応援トリオ・その1 メチルB12

Now Foods, 高配合メチルB12、10,000mcg、トローチ60粒

1日/1錠

メチルB12は、ホモシステインに生命エネルギー(メチル基)を与える1番目の供給者。

発達障害は栄養で良くなる p.213

代謝反応を改善させる応援トリオ・その2 TMG or DMG

Kirkman Labs, DMG with Folinic Acid & Methyl B-12, 125 mg, 200 Capsules

1日/2錠

TMG(トリメチルグリシン)は、ホモシステインに生命エネルギー(メチル基)を与える2番目の供給者。ジェイムズ博士の研究では、1日当たり1000mgのTMGを投与した。
TMGの代わりに同じような成分のDMG(ジメチルグリシン)のサプリメントを投与した場合でも、同じ効果があった。

発達障害は栄養で良くなる p.213

代謝反応を改善させる応援トリオ・その3 フォリン酸

California Gold Nutrition, フォリン酸、アルコール不使用、30ml

フォリン酸は葉酸の特殊な形態です。
1日/1滴

フォリン酸はメチルB12の生産を助ける重要な役割を持っている。
多くの子供たちは、フォリン酸を摂らないと、代謝反応がうまくいかない。
フォリン酸は、ビタミンB複合体の1つである葉酸の特殊な形態で、発達障害の子供たちは、葉酸の特殊な形態であるフォリン酸の形で摂取することが重要。普通の葉酸とは代謝のされ方が違うからだ。
ジェイムズ博士の研究では、1日あたり800μgのフォリン酸を投与した。

発達障害は営業で良くなる p.213 

メチレーション回路の出発点になるのは「葉酸」です。
葉酸から始まる最初の回路は「葉酸回路」と呼ばれています。
この回路の最初の材料になる葉酸は、「生の葉野菜」で取ることが重要です。
葉酸のサプリもありますが、そうした人口の葉酸の中には、脳細胞に入りにくいものがあることが指摘されています。人口サプリでの摂取では、「葉酸をとっているのに、細胞の中は葉酸不足」という事態が起こりうるのです。
葉酸を、自然の葉野菜で摂取した時に初めて、メチレーション回路がスタートするわけです。
という事は、日ごろの食生活で葉野菜を摂っていなければ、そもそも出発地点からつまずいてしまうことが、お分かりいただけると思います。

達障害に薬はいらない p.35

それぞれのサプリメント(応援トリオ)は単体でも効果があるが、応援チームとして合わせて摂ると、相乗作用でより大きな効果がある。
(注釈:日本で市販されている葉酸サプリはほとんど人口葉酸で、細胞内への取り込みがされにくく、代謝反応に使われにくい。)

発達障害は営業で良くなる p.213 

あとは、適宜おやつに入れたりして追加します。

21st Century, カルシウムマグネシウム亜鉛+D3、90錠

21st Century, カルシウムマグネシウム亜鉛+D3、90錠
1日/1錠

Bluebonnet Nutrition, マグネシウムプラス B6, ベジタリアンカプセル90粒

1日/1錠

全部飲ませるのはなかなか難しい。
とりあえず、我が家では…
  • 鉄×マルチ(1粒)とBmix(1粒)、マルチミネラル(2粒)を朝夕に分けて飲んでもらい、
  • フォリン酸をレタスに一滴垂らして食べてもらい、
  • カルシウム、マグネシウム、亜鉛はクッキーや手作りアイスに入れ、
  • メチルB12やビタミンCのチュアブルを適宜食べてもらう…

といった形でできる範囲でやっています。
今後検査が一通り終わったら、
ビタミンの他にも酵素(消化を助ける)やプロバイオティクス(お通じ改善)も飲む必要が出てくるので、一回に2粒くらいまでをローテーションで飲んでいこうと思います。

参考書籍

ブレインバランスインテグレーション療法

薬に頼らず家庭で治せる発達障害とのつき合い方
ブレインバランスインテグレーション療法の本の邦訳。
腸を治すのと平行して
発達の弱いほうの脳(右脳or左脳)だけに
運動や感覚の刺激を与えることで、
回復の速度をあげる事を目的とした療法です。

発達障害は栄養で良くなる

発達障害は栄養で良くなる
自閉症スペクトラムの子どもをもつ母が書いた
「バイオメディカル療法」の本の邦訳です。
分厚い本ですが読みやすく、実践しやすく書かれています。

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