発達障害の子どもが牛乳を飲んではいけない理由

こんにちは。
以前ご紹介した本は精度が悪かったので情報をアップデートさせていただこうと思います。

「リーキーガット」 未消化の物質が血液へ。

発達障害の子供が牛乳をとってはいけない理由はリーキーガットという腸の問題にあります。「リーキーガット」とは「漏れる出る腸」という意味です。

イメージとしては、
腸はろ過器の様になっていて、普通の人の腸はメッシュが細かく、小さく分解された栄養素のみ血流に流します。
ところがリーキーガットになっている子供の腸はメッシュが荒く食べたものが十分に分解されていない大きな塊の状態で血流に流れていってしまいます。

この状況で流れ出るとマズイのが小麦のグルテン、牛乳のカゼインです。

この2つは脳に辿り着くと麻薬のような作用(オピオイドエフェクト)があるそうです。
娘がペラペラと喋り続けるのは穴の空いた腸からカゼインが流れ出て、脳にたどり着いた結果、起こっている可能性があります。

前の本には生クリームは大丈夫と書いてありましたが、生クリーム、チーズは牛乳と同じくらいのカゼインを含むのでNGです。(生クリームを多用していたらペラペラおしゃべりが悪化したように感じ、辞めています。ペラペラは完全になくなってはいませんが、だいぶ減ったように感じます。)
バターはほとんどが脂肪なので大丈夫そうだけど、0%ではないので、人によると思います。

「遅延型アレルギー」という免疫の問題に。

さらにグルテン、カゼインに「遅延型(フード)アレルギー」という免疫の問題が重なります。
遅延型アレルギー、食物過敏症は普通のアレルギーのようにすぐに反応が出るものではなく、数時間から数日かけて不調(脳などに炎症)となって現れるアレルギーです。

たとえば、血流に毎日カゼインが流れ出ると、体の中でカゼインに対する抗体ができ、カゼインを攻撃するようになります。

現在の医療の研究では自閉症の子どものほとんどに、脳に炎症があることがわかっています。
そして体内や脳で炎症が起こるだけでなく、カゼインに似た形の必要なタンパク質まで間違えて攻撃してしまうため、代謝反応にも影響を及ぼします。

「代謝反応」
体の中で回っているたくさんの歯車が回らない。

人の体では栄養素から必要な物質を作り出すサイクルが複雑な歯車のように絡み合って回っています。これを代謝反応といいます。中心にあるのがメチオニンサイクルです。これらの歯車に必要な材料(栄養素)が足りなくなると、このサイクルが回らなくなり、体や脳に必要な物質を作り出す事ができなくなります。
また、体内では毒を排出する歯車も回っています。
体内に入った毒を外に出す物質が作られないと神経毒などが体に蓄積され、退行性の自閉症スペクトラムを発症します。
生まれつきの特性などではなく、ほおっておけば時間とともに症状が重い方に進行していきます。(成長と共に改善する場合もありまが、どうなるかはわかりません。)

腸の問題は脳の問題に。

リーキーガットの主な原因は悪玉菌の異常繁殖です。
悪玉菌の異常繁殖の背景には抗生物質の乱用があります。(日本の医者は気軽に抗生物質を処方します。)
リーキーガットの腸は悪玉菌で一杯になっていて、栄養の吸収がままならないだけでなく、悪玉菌が糖質や排出されない残飯をエサに元気に活動をすると、お腹の中で発酵してアルコールを作り出し、これによって突然バカ笑いするなどの奇行が現れます。
つまり酔っ払っているんですね。

とにかく、「腸に問題がある=脳に問題が起る」ということなので、

●脳に行くとヤバい食品を除去する
●糖質を減らして悪玉菌の活動を抑える
●善玉菌を取り入れる
●足りない栄養素をサプリなどで補う
●生の葉野菜から酵素を摂る
●悪玉菌を殺す薬を飲んで善玉菌を飲む(腸の状態と相談しながら)
●環境毒素をできる限り避ける
●便秘を治す

といった腸と脳を守り、足りない栄養をを補うための食事療法が必要になるのです。

自閉症スペクトラムの子どもは多くが便秘か下痢の腸の問題をかかえているそうです。
便秘の場合はカンジダ菌、下痢はクロストリジウム菌の悪玉菌が主な原因になっているらしい。
日本は湿気が多いので、カンジダ菌(真菌=カビ)が異常繁殖するケースが多いそうです。
クリニックに検査を依頼した際に便秘の症状を書いたところ、
返信に「キレーションの前にリーキーガットの修復とカンジダ除菌が必要」
と書かれていたので、娘はカンジダ菌の異常繁殖による便秘・リーキーガットの可能性が高いようです。

そしてリーキーガットが治ったら、解毒療法(キレーション)をする。

ワクチンによる水銀暴露と自閉症スペクトラムの発症

衝撃的なことに、
真面目にせっせと打っていたワクチンの防腐剤に使われている水銀退行性自閉症を発症するケースがあるらしい。
水銀の神経毒の症状は自閉症の症状と完全に一致するらしい。
運動能力が低い、食欲がない、水を飲まない…、 これらの症状は神経毒によるもの…。
軽度の症状から徐々に、水俣病が進行しているといった状況です。

恐ろしいけど、おそらく娘はこれだと思います。
とにかく、今からひとつひとつ確かめていこうと思います。

ただし、ワクチンの添加物と自閉症との関係は認められておらず、キレーションの危険性により<Defeat Autisn Now!>は中止されているようです。

水銀毒(もしくはなんらかの他の毒素)によって右脳の発達が阻害されたために極端な小食、運動能力が低い、精神的に幼い、非言語コミュニケーションに問題がある、といった問題が出現し、
リーキーガットは抗生物質を使ったことがもともとの原因だろうと推測します。
ペラペラや奇声、興奮などは食物過敏症によるもので、学校給食で悪化したと推測します。

ここから見えてくる娘の治療法は…

  • 食物過敏症の除去食
  • リーキーガットを治す
  • 解毒をする(※キレーションは危険性があるらしい)
  • 右脳に働きかける

この4本柱を、できることから取り組んでいこうと思います。

参考書籍・治療法

バイオメディカル療法

〈Defeat Autisn Now!〉が中止された理由を検索したところ、
・ワクチンと自閉症の関係が認められないこと
・キレーション治療の危険性が指摘された
とのことですので、キレーションについては鵜呑みにせずに調べて、確実に安全な方法のみを選ぶのが良いと思います。

発達障害は栄養で良くなる
自閉症スペクトラムの子どもをもつ母が書いた
「バイオメディカル療法」の本の邦訳です。
分厚い本ですが読みやすく、実践しやすく書かれています。

ブレインバランスインテグレーション療法

薬に頼らず家庭で治せる発達障害とのつき合い方
ブレインバランスインテグレーション療法の本の邦訳。
腸を治すのと平行して
発達の弱いほうの脳(右脳or左脳)だけに
運動や感覚の刺激を与えることで、
回復の速度をあげる事を目的とした療法です。

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