グレーゾーンの子・学業の悪戦苦闘と転塾
昨年2月からスクールFCに通い始めた娘。
始めてみたら、まず書字の問題がガツンと来て(テキストの枠内に字が収まらない)、和差算でつまづき、授業を聴く力がなく(ノートが真っ白で多動なのにただじっと座っていたのかとかわいそうになる)、注意&集中することができず、毎回忘れ物をし…、勉強量が多くてこなせない…!(これまで一度に10〜15分以上勉強したことがなかった)、など色々な問題が噴出して、
「やっぱり学習障害!? スクールFCも、用賀まで通うのも、無理〜!>.<」
となり、自由が丘の小規模塾に転塾しました。
現在の感想としては、教材はFCの方が良かったです。
(まあでも通うの大変だし、先生や環境の要素も大事なので仕方なし。)
桁の多い掛け算や割り算にマス目が描いてあるドリルは近所の書店では見つからない。
娘は(おそらく)ディスグラフィアなのでどうしても筆算の桁がずれてしまいがちで、最近はFCの算数教材「サボテン」を見習って枠線ありのドリルを自作しました。
塾の勉強を始めてから、「グレーどころかまっ黒だ。。」と夫と二人で悲しくなったりしたことも何度もありました。(今も…。)
運動ができなくても頭は良いと信じたかった部分が崩れ始め、
知能に遅れがある子の親はこんな気分なのか…と沈んだ気持ちでかみしめた時もありました。
でも、FC春休み前に全然ダメダメだった(できない問題で固まり、涙を流す)部分が、FC春休みの講習中に和差算も、植木算も、ちゃんとできるようになり、漢字の確認テストもきちんと点が取れました。(字の乱れはありますが。)
入塾してからの2ヶ月半の期間で、春季講習の終わりに、娘の脳は明らかに変化したと思いました。
これ、やらなかったら、この変化が起きなかったわけで。
3年〜4年生の脳は、まさにこれから成長するところなのだと実感しました。
だから、たとえ今やっている勉強がすんなりいかなくても、取り組むことで脳が変化すると信じて、期待をしすぎず、結果を求めすぎずに一緒に頑張っていこうと思います。
…でも親としてはすぐブレて「え?ここでつまづく!? 心配〜!」となっちゃうんですけどね…(苦笑)
以前に、『小4、小5、小6の3年間は抽象思考力がぐっと伸びてくる時期らしく、
「勉強(思考)の敏感期」がやってくる』と書きましたがまあ、集中現象のように自分からやりたい!と自発的にやってるわけでは決してありませんが、やはりこの時期に塾の勉強に取り組むことは、脳の成長に大きな意味があると思いました。