NPO法人 太田家庭教育研究所 設立25周年
家庭教育講演会
テーマ「やる気スイッチを探そう」
〜見方を変えると、すぐ見つかる!子育てのコツ〜
講師 NPO法人 太田家庭教育研究所 所長 田島身衣子
ママ友に誘われたので、行ってみました。
やる気スイッチを探そう
テーマは「やる気スイッチを探そう」という題名ですが、
内容的には、「子供の話にどんな返事をしてますか?」
と似た感じのお話しでした。
「生きる力」の強い子を育てるにも終わりに
「感情がこじれてなければ、知能は勝手に育つ」
的な事が書いてありました(いいかげんです。あとで調べます。)し、
モンテの「逆説的ですが、結果は後からついてくるのです」
という、これらはやはり真実なんだろうなあと思います。
研究所セミナー生の親御様の体験談の発表は、どのお話もウルッ(´;Д;`)ときました。
ストロークを投げ合おう
今回初めて知った言葉に、「ストローク」というのがありました。
普通の意味では
- ボートで、オールの一こぎ。
- 水泳で、手の一かき。
ですが、カウンセリング用語(?)では
「ストローク」は「存在認知」を表すのだそうです。
人はみんな自分の存在を認めてもらいたいという欲求があり、
目の前にいる相手を、ありのままを認めて褒めあえるような日常を持つ事が大事だそうです。
体に栄養が必要なように、
ストロークは心の栄養で、ストロークが無いと心が育たないのだそうです。
存在認知という点では怒ることも同じで、時には必要ですが、
たとえば、高校生なら ホメ9 : オコ1、くらいの感じで良いとのことでした。
「イキイキしている人はストロークが溜まっている」という感じに使うみたいです。
親が変われば子供が変わる
田島身衣子さんは会場にとても明るい健康的なオーラを投げかけてくれて、本当に情熱を持ってこの会をやっていらっしゃるんだなあと感じました。
「親が変われば子供が変わる」を合言葉に活動を広げていらっしゃるそうです。
親はつい、子どもに知力を求めてしまいがちだけれど、一番大事なのは情、人間性や情緒ですよ、それが土台にしっかりないと、幸せになれませんよ、といっていました。
セミナー生の体験談には、子どもに知識をつけようと必死になったばかりに、親子関係をダメにしてしまって苦労した、というお話もありました。
わかっているけど、「言うは易し、行うは難し」でなかなかうまくいかないのが人間関係です。
田島先生曰く、「一度聴いただけでは変われないから、何度も浴びるように聴いてください」とのことでした。
機会があったら、聴いてみてください。
本を読むのもいいけど、ナマの人間の言葉を聴くのは、
より直接的で、(たまには)いいなあと思いました。お勧めします。
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