去年の今頃は学校の宿題を やる、やらないで、親子関係崩壊の危機でした。
子どもの態度にブチギレて、キッチンから娘に台布巾を投げつけた事もありました…。
そんな経緯で、学校の宿題は本人に任せてしまうことにしました。
娘は朝、学校に行く直前に宿題をやるので、(ほぼほぼやっているけれど、)やれる日もあればやれない日もあります。
花まる学習会も宿題があると知って、
「宿題、負担にならないかな~!」と、私は心配しましたが、
娘は花まる学習会を本当に気に入ったようで、宿題にも素直に取り掛かかってくれました。
これがなかなか良いのです。
宿題の2冊「あさがお」と「さぼてん」もなるほどね〜!と関心していたのですが、動画もプラスするとより楽しめます。
「家でやる宿題のせいで勉強嫌いになる子が多い。」
これは、工藤校長や高濱さんのお話の共通点ですね。
- 「宿題のせいで勉強嫌いになる子が多い。」
- やらされることで「自主性が失われる。」
- 結果、「親子関係が壊れ」、「勉強嫌い」、「指示待ち人間」になる。
つまり大人の、子供に対する取り組ませ方に問題があるのです。
高濱さんも動画でおっしゃってますが、
親も人間なので、自分の子どもが勉強できないと、許せなかったり、不安になったりして、
ついつい感情が激しくなってしまうんですよね。
高濱さんは、家で親子ゲンカになるような宿題は出さない方がいい。
と気が付いたのですね、花まるの宿題には、その配慮がなされていると、実感できます。
「毎日花まる」ってどんなことやるの?
まずは動画にアクセスします。
約10分の内容です。
前回の記事に高濱さんの説明動画が貼ってあります。
- 最初の3分
- クイズやパズルをやります。
- 次の3分
- あさがお(書写)をやります。
- 最後の3分
- さぼてん(100マス計算的なもの)をやります。
- おまけのクイズ
こんな構成です。
3分以上かかった場合は途中でも終わりにするのがルールです。
ちょうど我が家では年末から100マス計算をやっていて、繰り返しの効果を実感していたところです。計算は毎日やると確実に早くなるので、本人も、努力した結果が実感として得られて、いいんですよね。
ですが、決して先取りはしない。(低学年の先取りはいい結果を生まないらしい。)
「あさがお」の書写もやってみて、勉強の基礎作りにとても大事な事だと気がつきました。
ただ丁寧に書くのではなく、ある程度テキパキと、素早く、読める字で書き写す。これが、勉強のつまずきを無くすのに重要なスキルである事は言うまでもありません。
我が家の家庭学習の状況をレポートします。
「毎日花まる」最初の3分
キューブキューブを3分間で何回箱にしまえるか!?
をやっています。
「毎日花まる」次の3分
「あさがお」。書写です。
動画撮れたら載せますね
「毎日花まる」最後の3分
「さぼてん」。最初は7マス×7マスの100マス計算のようなものからスタートしました。今は筆算です。
計算も、答え合わせも自分でできちゃう⭐︎ので、親に「間違ってるじゃない」と言われなくてすみます^^
百ます計算
我が家では最後に、年末からやっている「百ます計算」も続けています。
「漢字砂文字板」と「あさがお」、「食事療法」の成果かな?
「砂文字板」と「あさがお」のおかげか、漢字がしっかりしてきました。
(あいかわらず名前を書かない! しかもスルーさてる!)
花まる 読書ラリー
そうそう、忘れていました。
花まるでは「読書ラリー」というのもあります。
これは読んだページ数を連絡帳に書いて競う(?)ものです。
娘は幼児期に絵本の読み聞かせを頑張ったのが効いたようで、本はよく読むので、引き続き頑張りたいと思います。
正直、娘の方が私よりも読むのが早いように感じます。パッパっとページをめくっていきます。
私から見たら速読の域です。ただ、すでに書いたように、感情的に理解できてるのかとか、ちゃんと読めてるのか謎です。いや、音読もスラスラするので読めてはいる…。
でも、私が「どんなお話だった?」と聞いても、絶対に答えません。
なのでたまに本を読みながら笑っていたりするのを見ると、ちょっとホッとします。
シートン動物記やファーブル昆虫記のような知識系は割と良く引き合いに出してきますが…。
感情移入したりとか、主人公になりきったりとか、感情面で本から影響を受けたような言動や行動も見たことが無いように思います。(少なくとも、今すぐには思いつきません。)
高濱さんも動画で、本を沢山読んでいるからといって、文章題の得意には繋がらないと言ってました。なんとなくですが、娘を見ていると納得がいきます。
私が娘の発達障害を疑う理由に、
- 極端に少食(注:肉を食べるようになって、急激に改善しています!)
- 極端に運動能力が低い
- 手先が不器用(小さい頃からモンテ生活なのに!)というか指先に力を込めない
- 一方通行に延々と喋り倒す
- 友達の話をほとんどしない
などが挙げられるのですが、知識溜め込み型の、感情面が理解できないタイプの発達障害を思わせる一抹の不安がこういうところ(読書)にもあります。
もしかしたら今こうして、出来ない事が多いわりには、
娘が二次障害に進まず、出来ない事も気にせず、
普通の小学校に通っているのは、モンテの成果なのかもしれません。
子供に環境を通じて経験や実践を与える事と、
大人の考え方・子供の見方を変えるメソッドですからね。^^;
モンテッソーリ教育というのは。
感想
ブログ筋も毎日鍛えないと書けなくなる(苦笑)ように、
やっぱり毎日、手と目を使って書き写したり計算したりする事は、
勉強筋を鍛えることになりそうです。