12月と1月の記録 食事療法始めました。


この記事で紹介した本は精度が良くありませんでした。食事療法についてはこちらの記事で紹介している本をお勧めします。


去年の冬〜夏は全く勉強したがらず、
特に去年の冬は咳払いのチック症状などが出て、本当にひどかった娘ですが、
今年の冬休みは毎日少しですが素直に勉強しました。
きちんと食べ、よく動いた冬休みでした。

えーと 何から書き始めよう?
結論から言うと、食事療法。冬休み直前から始めました。今日で23日目です。

  • 毎食、徹底して摂取するもの
    1. タンパク質(肉、魚、卵、納豆など。動物性が◎)
    2. 鉄(←初耳でした。)
  • できるだけ排除するもの。
    1. 牛乳。(←意外でした。)
    2. 炭水化物はいらない。糖質控える。
    3. 砂糖の代替→ステビア、エリスリトール、ラカントSは天然由来なのでOK
  • 加熱する油に気をつける
    1. ラード(←これも以外)、エクストラバージンオリーブオイルはOK
  • バター・生クリーム、チーズは積極的に使ってOK。
    これらにはカゼインがあまり含まれていない。(そうです。)

その理由。

  • 体、血や肉を作るのはタンパク質。
  • 鉄が足りていないと隠れ貧血状態になり、朝起きれない、思うように行動できない状態を招く。
  • 牛乳のタンパク質はほとんどがカゼインで、カゼインは消化されにくく腸を傷つけ、腸の働きを悪くし、結果として栄養の吸収を妨げる。
  • 砂糖は血糖値が急上昇・乱降下し、心身の働きを不安定にする。
  • トランス脂肪酸は身体と脳の認知機能に悪影響する。

娘は大人が食事に手出し口出ししないと、いつもおかずは全無視。
ごはん、パン、牛乳だけ食べて、それ以外、全部残ってる〜><
そんな状態でした。

小学生になってからいつまでも食べさせているのは恥ずかしいと思い、「食べさせない」「口出ししない」「残しても怒らない」を心がけていたので、結果、娘はパンとかシリアルばかり食べていました。
(そんな食生活が2年近く続いていたことになります。)

甘いお菓子も毎日食べてました。
飲み物はミルクを卒業した時から、牛乳オンリーでした。飲む量も少なかったけど。

食事でよくなる! 子供の発達障害
キンドル版は読み放題に入ってます。

娘について、他の子に比べてできることの少ない子だということはわかっていたけど、比べることに意味はないと自分に言い聞かせていました。

家で一緒に過ごす分には特に問題を感じていなかったのですが、
2学期の終わり頃、習い事やお家遊びでお友達と一緒のところを見るたびに、お友達との差に愕然とさせられる事が相次いでいました。

愕然とさせられる度に涙を流していました。

来年4月から3年生。ここに来て随分と出来ない事や精神の幼さが目立ってきたなと思いました。

そして前回書いた記事になるのですが、かなしろにゃんこ氏の紹介記事をみて、「この子が軽度の発達障害と診断されているのならうちの子も間違いないわ」と思いました。

小さい頃は「脳が活性化している」と思っていた空想のおしゃべり、これは お口の多動 で、発達障害の特徴のひとつであるようです。
ただ、線引きは微妙です。
それに本当に楽しんでいるところから、「脳活性化」も間違いではないのかもしれません。
娘の場合は生活が成り立たないほどではありません。

発達障害 僕にはイラつく理由がある! (こころライブラリー)

図書館
図書館

とりあえず、図書館で「発達障害」のキーワードで検索して片端から20冊予約しました。
すぐに借りられたものの中に、「食事でよくなる! 子供の発達障害」という本がありました。

食事の安全や栄養については過去にも本を何冊か読んでいましたが
「食事でよくなる! 子供の発達障害」を読んで、娘の食生活の悪さから、十分な栄養摂取ができていない可能性はとても大きいと感じました。
また食事療法をして体力がつくなどそれぞれが抱える問題が改善されたという例も紹介されていて、やってみたい気もちになりました。

発達障害って、病気を直すのとは違うので、すぐにできるのは食事療法くらいだったというのもあります。

親ができることは食事療法と、
特性を持った子どもに、世の中の渡り方とか生きやすい方法を探して具体的に教えること、
「特性を持つ子を受け入れる環境」を作ったり探したりすることになるのではないでしょうか。


この本を読んだ次の日から、
「肉!タンパク質!」「お砂糖は体に悪い!」「牛乳はほうじ茶ラテにしよう!」「鉄分がないと体が動けない!」と言い出した私。
娘もわりと素直に本の情報を信じてくれたようでした。

娘については、朝は起きてくるので、貧血はあてはまらないなあと思いましたが、よく見直してみると、起きてはくるものの、ずっと暖房の前に寝転がっています。
夏場もソファーに寝転がっていました。
「顔を洗おう」とか「鳥のお世話しよう」とか言っても全く動きません。

これはやっぱり隠れ貧血と言えるかもしれません。

それから、娘は、水分をほとんどとりません。
学校の牛乳は飲んでいるようですが、水筒に入れた100ccのお水・お茶、まったく手付かずで持って帰ります。

脱水状態のサインとして「目の下がおちくぼみ、クマができる」らしいのですが、娘は確かにそんな感じになる時があります。

ちょうどこの本を読んだ頃に、
娘が2時間くらい長風呂で遊んでその後水を全く飲まずにいて、
いくら促しても飲まず、心配しました。(←過保護、過干渉ですかね…- -;)

目の下がクマどころかたるみ線?が見えたので、写真にとって、
「こんなひどい顔してるよ!こんな子どもみたことないよ!」
「ちゃんと飲んだり食べたりしないと、顎も育たなくて歯がめちゃくちゃだし、美しくなれないよ!」(歯医者さんで矯正が必要と言われた)
と言ったら、
「美しくなれない」
という言葉が響いたのでしょうか、水を飲んでくれました。
そして、食べる努力もしてくれているようです。

「食事でよくなる! 子供の発達障害」によると、だいたい1ヶ月くらいで変化を感じるそうですが、たまたまかもしれないけれど始めた日から確かに調子が良いのです。

ひょっとしてこのままV字回復…!?してくれたら嬉しいです。


朝食

食事について補足です。

この冬はずっと「鍋」か「すき焼き」です^^; 「肉と野菜。以上。」って感じです。
朝は小さいひき肉オムレツが定番になりそうです。
もしくはひき肉と炒り卵の2色丼。(ご飯少量)

牛豚は大腸ガンを招くとも言われるので、鳥、魚も均等に食べようと思います。

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サプリメントとホエイプロテイン

鉄のサプリメントを摂ることにしました。(半分に割って朝晩)
お水と一緒に飲んで貰って一石二鳥です。

それから(甘いのが気になりますが)ホエイプロテインも追加しました。
おかずをきちんと食べたご褒美として食後に飲みます。(牛乳仕立て。)

甘いお菓子やケーキは夕食後ならOKにしました。
日中は血糖値が上下すると行動に影響が出るかもしれないけど、夕食のあとは寝るだけなのでいいかなと。お菓子禁止のストレス回避の目的もあります。

昼間のおやつは、大豆、ナッツ、するめ、スモークチーズなどにしました。
ナッツはラカントSシロップとメープルシロップを合わせて甘くしてあげてます。

ステビアは甘さ2倍なので、ちょっとお得かなと思って選びました。
ラカントSは、主原料はエリスリトールでした。

エリスリトールやステビアなど天然由来の砂糖代替品は甘いけど、なんだか美味しくないんですよね…。(ありがたいですけど!)
ラカントSシロップは水っぽい上に苦味?も感じます。
娘もラカントSシロップだけだと嫌がります。


まとめると

  • 動きやすい体を作るためにはタンパク質が必要。動物性のほうが吸収しやすい。
  • 貧血状態だと動けない。
  • 血糖値が急上昇乱降下するとキレたり疲れたり眠くなったりする。
  • トランス脂肪酸は体と脳(認知機能)に悪影響する。

ので、

  • タンパク質+鉄
  • 糖質制限
  • トランス脂肪酸を排除

しよう、ということですね。

工藤校長の
「自分から動き出すまで待つ」
と並行して
「動ける体に作り変える」
ことも大切だと思いました。

心なしか毎日のピアノも調子がいい

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