19.おすもうさん [3歳8ヶ月〜]

おすもうさん

コマをおすもうさんに、盤を土俵に見立てたもの。コマは指で回すのではなく、回転させる道具に挟んで人差し指でその回転板を弾いて盤上で回す。

時期

3歳8ヶ月くらい〜

誘い掛け

コマンドを開後はほとんど必要なし。
2人で行うときには、最後まで回っていたほうが勝ちであるというルールを伝える。

解説

親指、人差し指、中指の3指でつまんでひねって回すコマも準備し、回し方を提示するとよい。
ちょっとひねっただけでも回るコマを準備できれば2歳10カ月くらいから提示できる。

残念ながら、「0~3歳のちから」にのっているおもちゃの半分くらいが販売終了になっていますね…。
モンテッソーリ メソッドの本も、けっこう古くて違和感を感じるものもけっこうあります。
本質を見抜いて現代の物に置き換えていく必要がありますね。

ちょっと話が横になりますが、
幼稚園(子どもの家)の先生から聞いたお話ですが、「不便益」という言葉(本)があるのですが、
不快な時、危ない時、面倒な時…こういう時にも実は脳が活性化するそうです。
包丁を使う時、公園の水場で足元に泥水が跳ねて不快な時、地面が平らじゃなくて転びやすい時…

今のように地面まで転んでも痛くないやわらかい素材でできた公園など、安心して遊べる場所が多いのは、良いこともある反面、脳が鍛えられない部分もあり、自然のでこぼこした地面を歩くという体験もあえてする必要があるということです。
蛇口やドアノブも、ひねるタイプのものはほとんど見かけなくなりました。
大人には便利でも、子どもにはあえて面倒な動作に出会う機会を多く作ることが脳の発達に必要とのことでした。

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