はめる・握る・叩くおもちゃ
木製の小槌でボールを打つと、ボールが下のレールをつたって転がり出てくる。ボールは赤・青・黄色の三原色で3個。
時期
1歳2ヶ月くらい〜
小槌ではなく、指で押さえて落とすのであれば1歳前後〜
誘いかけ
STEP.1
子供の前にハンマーボールを持ってきておく。
STEP.2
小槌の持ち方を見せる。
STEP.3
小槌でボールを叩き、落とすと下から出てくるところを見せる。
STEP.4
子供に小槌を持たせて叩く機会を作る。
解説
ボールを整列させたり、はめこんだり、狙いをつけてたたいたりすることで、手と目の供応動作を育む。
落ちたボールが溝から出てくるのも楽しい要素。
適用時期の欄にも記載したように、道具である小槌を使う前段階として、指で押さえる段階を設けることができる。
我が家では…
これを使っていました。
最初に、ハンマーで叩いてみせたのですが、音が大きかったのか、怖がってしまいました。(がっくり)
手で押し込むのも結構大きくなってからやっていましたね。
ハンマーも、コツコツ…と触るくらいの力しか入れず、当然ボールが落ちるはずもなく、もどかしかったです。(苦笑)
最初は穴の周りの赤、青、黄の色を無視して適当に玉を置いていましたが、そのうちに色を揃えて置くようになり、成長を感じました。
極端に怖がりな子について
実は2割くらいの割合で、音や刺激にとても敏感な赤ちゃんがいるようです。
ウチの娘はまさにそのタイプで、1歳の頃、リトミック教室でトライアングルを「チーン」と鳴らしてみせたら、大泣きでした。隣の子は喜んでいるのに。
ピアノも怖がって、蓋を開けると泣いていました。
当時は理解できず、(なんで泣くの〜、こっちが泣きたい!)となっていましたが、一定の割合で音や刺激に過敏な子はいるそうです。
うちの子、そうかも…。と思ったら、この本を読んでみてください。
焦らずに寄り添えるようになれると思います。