「ゴッビモビールの作り方 」絹糸の美しさを赤ちゃんに。

ゴッビ1

BabyMobileで販売しているゴッビモビールは5800円と高いので、躊躇する方も多いと思います。
手作りすれば、時間はかかるけど、費用は安くできるし、きっと、愛着が湧くと思います。
(ただし、せっかく作ったモビールを赤ちゃんが壊しても怒らないであげて下さいね!それだけ魅力的だったんだ、と捉えましょうw)

材料

  • 絹糸(色番はネットでは揃わないのでユザワヤに注文します)
      • 日本刺繍鎌糸 色番:nk-161、nk-162、nk-163、nk-164、nk-165
    • 店舗に見本帳があるのでそれを見て好きな色で作っても良いと思います。ただし、視認性を考えると赤が良いでしょう。
  • 発泡スチロール球
  • 糸 
    • ミシン用 白糸
  • 竹ひご
    • 太さ 3mm (好みなので細くてもok)
  • タコ糸

ちなみに、絹糸の販売元が分かればもう少し安く買えるかもしれません。
もしご存知の方がいましたら、コメントにて共有をお願いします^^;

材料費(おおよそ)

日本刺繍釜糸 307円×5 = 1535円
素ボール 40mm 92円×2 = 184円
竹ひご 108円
タコ糸 108円
合計 1935円
(もうすぐ消費税10%ですね…><)

用意するもの

  • 針(4cm以上あると素ボールに通しやすい)
  • 木工用ボンド
  • 工作マット
  • セロテープ
  • ハサミ
  • モビールを吊るす場所(作業用)
  • 工作ボンド(省略可)
  • 剪定ばさみ(省略可・竹ひごを切るのが楽)
  • 紙やすり、ヤスリなど(省略可・切り口を丸くする)
  • 小筆・小皿(木工用ボンドをつけるのに使う)

前編:ゴッビモビールの巻き方

針に糸を通す。

無撚絹糸は、擦れるとすぐに毛羽立ってくるので、ビニール袋に入れて作業をしましょう。転がり防止にもなります。


素ボールに針でガイドラインを引く。

素ボールには元々(成型上?の)2mmくらいの穴が空いているのでその穴を中心に、×や※を書く感じで、線を引いておきます。
巻いているうちに、巻いた糸の幅が偏って(対象で無くなって)来る場合があるので、ガイドを確認して、均等になるように調節しながら巻きます。


素ボールに糸を通す。


長めにはみ出した方の糸を先に巻く。


本体の方の糸ではみ出し糸を押さえて巻いていく。


穴を中心に少しずつ糸をずらしながら最後まで巻く。

後編:組み立てと仕上げ

巻き終わりをボンドで留める。

https://youtu.be/-nMqo3gnZXQ

素ボールの穴の位置に、ボンドをチョンとつけて、巻き終わりの糸を貼り付けます。


ゴッビ球にミシン糸を結ぶ。

巻いた後2

・30cmくらいの糸を5本用意します。
・ボンド留めした辺りを針でさして糸を通します。


巻いた後3

・それぞれ糸を固結びします。


巻いた後4

・絹糸の余りを切ります。
・ミシン糸の短い方の端は1cmくらい残して切ります。


・1cmくらい残したミシン糸を工作ボンドで長い方の糸とくっつけます。(省略可)
・(木工用ボンドだと、糸の種類によってはなかなかくっつきません。)


竹ひごを用意する。

guide1

・図の赤い線を参考に印をつけて、240mmの長さにカットします。
・竹ひごの両端は紙やすりで丸く削ると安心感が出ます。

ミシン糸に印をつける。

画面に納まっていませんが、ゴッビ球を0cmの所において、印をつけています。

・薄い方から濃い方に、それぞれ120, 140, 160, 180, 200(mm)の所に印をつけます。
・(相対的に20mmずつ長くなって入れば、元の長さは自由で構いません。)
モンテッソーリ教育では、「薄い=軽い」 印象を考慮して、一番色の薄い球が一番短くなるようにします。

guide2

見てわかるように、「赤ちゃんは、最初は濃いものから見えてくる」という、視覚の発達(見る喜び)に貢献し、間接的な目的としてもう1つ、「薄い〜濃い」、「軽い〜重い」、というグレーディング(段階づける)を感覚的に吸収できるように作られています。


竹ひごにゴッビ球をセロテープで仮止めします。

巻いた後5

竹ひごを印が見えるようにしてセロテープで固定します。


あらかじめセロテープを細く切っておき、ゴッビ球を仮止めします。

タコ糸をつけます。

巻いた後6

40cmくらいのタコ糸を用意します。

巻いた後7

竹ひごの両はしから1cmの所にタコ糸を結びます。

巻いた後8

天井から吊るす用の長いタコ糸(1.5m〜?)を結びます。

吊るしてバランスを整えて、ボンドで固定する。

・仮止めのセロテープが上になるようにして吊るします。
・竹ひごが水平になるように長いタコ糸の結び目の位置を調節します。

竹ひごにボンドをつけます。

巻いた後10

・セロテープの下側にボンドをつけて、5分くらい置いて、ボンドを少しだけ乾かします。
・ボンドが乾ききる前に、セロテープの下側で糸を結びます。ボンドでくっつくので一回の固結びで大丈夫です。
2回固く結んでしまうと、糸の長さを調節したくなった時に、直す事が出来なくなってしまいます。(綺麗に斜めになったのを確認した後に、念のため固結びしておくのは良いと思います。)

セロテープの下側にボンドをつけて固結びしたところ。
※印の位置はセロテープの所にあります。(2cmずつ間違えてました汗)

・竹ひごの両端のタコ糸の結び目もボンドで固定します。


巻いた後12

下側がだいたい乾いたら、仮止めのセロテープを取り除いて、ボンドで固定します。


ボンドが乾いたら、余分な糸を切り取って完成です!

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