「一瞬で人生を変える お金の秘密 happy money 」本田健 書評

「Happy Money(ハッピーマネー)」と「Unhappy Money(アンハッピーマネー)」

引用 「happy money 『はじめに』」より

「Happy Money(ハッピーマネー)」とは

お金には2つの種類、ハッピーマネーとアンハッピーマネーがあります。
ハッピーマネーは10歳の男の子が、母の日にお母さんに花を買うようなお金です。子供がサッカーやピアノを習えるように、両親がこつこつ貯めたお金もハッピーマネーです。

例えば次のような場合です。

・経済的に苦労している家族に、お金の援助をする。
・台風や地震の被災者に、少しばかりの寄付をする。
・クッキーを売って、ホームレス施設のための寄付をする。
・社会に役立つビジネスや社会事業に投資する。
・満足したクライアントから料金を受け取る。

愛情や思いやり、友情を伴って流通しているお金は、どれもハッピーマネーです。この種のお金は、人々を笑顔にし、人々に「自分は愛されている」、「とても大事にされている」と感じさせます。

一瞬で人生を変える お金の秘密 happy money

「Unhappy Money(アンハッピーマネー)」とは

一方、「Unhappy Money」は、家賃や請求書、税金などをしぶしぶ払うお金のことです。このお金については想像力を働かせるまでもないでしょう。私たちは誰もが、様々な形の「Unhappy Money」を見聞きしています。例えば次のような場合です。

・ひどい離婚のあとに慰謝料としてお金を払う、あるいは受け取る
・好きな仕事ではないのに、やめられないまま、会社から給料を受け取る。
・クレジットカードの分割払いのお金を、いやいや返済する。
・あなたにお金を払うことを不快に思っている人 – 例えば、あなたはこのお金を受け取る資格がないが、契約した以上はとにかく支払いますといった不満を抱えた顧客など – からお金を受け取る。
・相手がどんな人であれ、人からお金を盗む。

不満や怒り、悲しみ、失望を伴って流通しているお金は、どれも「Unhappy Money」です。この種のお金には、人々にストレスを与え、人々を絶望させ、イライラさせ、落ち込ませ、ときには暴力的にします
そして人々から、品位や自尊心、優しい心を奪うのです。あなたがネガティブなエネルギーを抱えながら、お金を受け取ったり使ったりしたら、そのお金は必ず「Unhappy Money」になります。

一瞬で人生を変える お金の秘密 happy money

この本には、お金の流れを選び直し、お金に関する思いこみや痛みを癒すことでhappymoneyの流れで生きるコツが書かれています。

実践したら気持ちが軽くなりました。

自分の気持ちを整理して、セミナーを受けたら、UnhappyMoney(ネガティブな感情)をHappyMoney(ポジティブな感情)に変える事ができました。

ここから私、私のお話です。公開していいものかちょっと悩みましたが、公開しちゃいます。
セミナーの日に、せっかくなので健さんに質問しようかと思って気持ちをまとめてみたものです。
長いのでどう質問したらいいかと迷いながら手を挙げていましたが、当たりませんでした(笑!)


私の気持ち

私の中のお金にまつわる感情の白い部分と黒い部分についての説明です。

まず、白い部分から。
私は40代主婦です。
子供ができて仕事を辞めた時に、自分を活かす何かはないかなーと考えて、6年くらい前から、ハンドメイドで新生児用のモビールを作っています。
最初は無料のショップを使って月に1.2万円、お小遣いになればいいやと思っていたのですが、
3年前くらいから夫がネットショップとブログを立ち上げて、勝手に値段も下げたりしてマーケティングをした結果、毎月14〜18万くらい売れるようになりました。
この経験から、自分を活かそうと思って決めた事をやっていると、勝手に周りが整えてくれる、「自分の人生を信頼していい」っていうのもなんとなく実感しています。
なので次は月に30万円をモビールで稼ぐことを目標にしています。1ヶ月に100個作る計算になりますが、今年から娘が小学校になったので、可能だと思っています。

ハッピーマネーの観念でお話しすると、
モビールを作る時は、子供が家にいない時に、好きな音楽をかけて、自分だけの空間と時間を噛みしめながらただ黙々と手を動かす、というその時間そのものが好きだし、お客さんも概ね喜んでいるようなので、ハッピーな収入であると言えます。

ここから、黒い部分に入ります。
このモビールの収入は、全部夫の銀行に入ってしまうという事から始まります。

彼はお金に対する不安がすごく強い人です。

  • 「電気を消さない」といって怒る
  • 娘のモンテッソーリ 幼稚園や習い事の費用に対し「うちは教育貧乏だ」と怒る
  • 「このままで将来どうすんの?? 俺が病気になって働けなくなったらどうすんの?」と不安を煽る・怒る
  • 「税金が高い」「健康保険が高い」「俺が払っているお金は生活費だけじゃないんだ!」とイライラ
  • 私の怠惰や楽観(専業主婦)を指して、「こ(そ)んなんじゃ絶対に稼げない!」「そんなに人生甘くない!」が口癖

…本当にアンハッピーマネーの代表を地でいってます
私と娘がもらう毎月の生活費は8万円です。
夫は「必要なものならお金をだす。」と言います。
でも、私だって、人間なので、無駄かもしれないけど、漫画が読みたいんです!45歳でも夜中に徹夜でドキドキしたりしたいんです。
1万円以上するセミナーだって躊躇なく受けたい。
そのお金を下さいとは、彼には言えません。どんな漫画を読んでるかも教えたくありません。
夫は「ウチは専業主婦でやっていける収入じゃない」、と言いますが、私から言わせてもらうと、今住んでいる目黒区にある一件家は、わたしの両親の家で、彼は家賃を払ったことがありません
わたしは、親の持ち物ではあるけれど、自分の資産を活かして、専業主婦をやっているんだと主張します。

8万円は家賃だと思っています
月に8万円で、目黒区の戸建てに住み、子供は母親が見て。朝はちゃんと食事が出て、トイレットペーパーはちゃんと補充されていて、散らかっていることが多いいけれど、ベットシーツは取り替えられて、最低限の掃除や片付けがされた家に住んでいるという事実を認めて欲しいと思っています。

ここから愚痴も入ります。彼は「稼ぎがない」と言われるのは「ハゲ」と言われるより嫌らしくて、娘が2歳半の時、夏休みの計画をしている時に、「ウチは貧乏だから」とイヤミを言ったらブチ切れてしまい、その後の1年間は特に、本当に関係が悪くなってしまい、子供は一人で打ち切りとなりました。
私が39で子供を産んで、会社を辞めてから、は私が専業主婦である事にとても不満を持っています。
私は人と関わるのが苦手で、不器用な学生時代、OL時代、を過ごして、外で働くのはもうやめようと思っています。夫もその部分は理解しているようなのですが、子育ての大変さ、専業主婦の辛い部分は理解してくれず、子供がまだまだ手のかかる時に、「土日もずっと、仕事をさせてほしい!」とか言ってきて、「俺が稼げないのはお前が専業主婦だからだ」、みたいな感じで私が忙しい時にも理解を示してくれませんでした。

また私は子供の幼児期は母親が一緒にいてあげたいと強く思っていて、働くよりも、子供と一緒いたいと思っています。これは自分が0歳から託児所や保育園に預けられて、鍵っ子育ちだった寂しさから来ています。

こういうことを考え出すと、自分の中にものすごい黒い気持ちが湧いてしまいます。夫に対して「役立たず!」「貧乏性!」「小さい男!」「大っ嫌い!」という気持ちです。
以前は、喧嘩した時によくこの気持ちが湧いていたのですが、最近、無関係に、日常の生活の中でふっと湧いてきた瞬間があり、ハッとさせられました。

モビールの収入が、夫の銀行に入っても、気持ちよくいられるように、夫を愛せるように、本当のハッピーマネーで終わらせたいと思っています。
この、黒い気持ちをポジティブに変換したいと思うのですが、たとえば、どんな落とし所があるでしょうか。
今日、この場で黒い気持ちを愛に変えて家に持って帰りたいです。
ヒントを頂けたら嬉しいです。


今読み返しても、完全に「Unhappy Money」の流れにいますよね〜!

でも、本当に、不思議。happy moneyセミナーで心のワークをやって、自分の痛みや悲しみに気がついたら許せるようになるんです。一瞬で

ずっとナイフを小脇に抱えるような心の状態だったのに、一瞬で、「夫婦なんだからどの口座に入ったっていいんだよ。」「それで夫が落ち着くならそれでいいわ。」という気持ちになりました。

ただ、私が「happy money」の流れにいても、夫が「unhappy money」の流れにいて、お金が一旦夫を通って出てくる訳で、これじゃあ「unhappy money」になってしまうのでは!?と疑問があったのですが、とにかく、受け取るときに「感謝」を選べばいいということで、納得しました。
確かに、今までは「これは家賃!(もらって当然)」という態度だったと思います。
これからは「感謝」と共に受け取って、「happy money」に変換しようと思います。

これで、心、晴れ晴れ、です。

子育ての中でお金のEQを意識する

また、子供に対して、お金はネガティブなもの、という印象を与えたり、お金がらみでトラウマを作らないように、言動を気をつけようと思いました。
セミナーで、お金で傷ついている人って、本当にとても多いんだと実感したからです。
これについてはまた書く機会があったら書いていこうと思います。

happymoney「HappyMoney出版記念1dayセミナー」レビュー

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