公立小学校の学校公開(一年生)・新学習指導要領のようす

公開授業(小学一年生)

昨日は朝から雨でしたが、小学校の公開授業だったので行ってきました。

うちの子だけ、おふざけモードになったり大声出してはしゃいだり、同じことを何度も質問したりするんじゃないかとドキドキしましたが、ちゃんと普通に授業を受けていて安心しました。
1人や2人、走り回ってる子とかいるんじゃないかと思っていましたが、全くいませんでした。
先生の対応もとても素敵で、色々細かいところが私が子供の頃よりもはるかによくなっていると思いました。

朝の様子

毎朝、早めに出発しているのですが、雨だったせいもあり、子供のペースで歩いて支度をしたら、もう朝礼の時間の8:20でした。

出席確認

朝礼が終わって席に戻り、出席をとります。
この時の返事も、私が子供のときと違って、

子ども:「はい!・元気です!」(←基本)
子ども:「ちょっと指痛いです。」先生:「ぶつけたの?」
子ども:「お腹痛いです。」先生:「そうなんだよね、辛くなったら先生に言ってね」
など、ちゃんと自分の状態を先生やクラスの子と共有出来るようになっていました。

これは以前にテレビで見たオランダのイエナプランの学校がやっているような雰囲気(言い過ぎか^^ ?)で、とても好感が持てました。

子供が主体になって進行する

授業の号令だけでなく、朝礼に行くときも子供だけで並んで、一番前の子が声をかけて出発できていましたし、
朝の会の始めや終わりも当番の子供が2人組みで皆んなの前に立って、
「これから〇〇の学習を始めます!」と指揮を取るなど、
子供が主体となれるような工夫も多く見られました。

この日の時間割は、国語、算数、学級活動、図工でした。

国語

国語はひらがなの「ね」の勉強。

「ね」の言葉集めと字の練習。
それから、
口語で伸ばす音(ex.おとーさん、おねーさん) の (「お」と「う」、「え」と「い」など)の書き分けの学習でした。

土地柄か、みんな字が綺麗で、心の中で唸りました。
逆に言うと、若干、教え込み気味な傾向にあるのかな。

算数

算数は「足し算の本」の制作で、自分で文章を作って、絵も書いて、「3+2=5 」の本を作りました。
国語ベースの算数という点も良かったです。
方法も、以前に横浜のモンテの学校で見たアウトプット型の勉強と同じ感じで、良いと思いました。

感想

一斉授業なのは仕方がないけれど、それでも、私が子供の頃よりは格段に改善されていると思いました。

娘は少食なので給食を残しているようですが、全種類一口は食べる、と言うルールで、無理に全部食べさせるようなことはないみたいです。

3時間めは学活で、「食事のマナー」、4時間めは図工です。
後半はパパと交代したので、見ていませんが、楽しそうで安心しました。

追記
どうやら、2017年度から、新学習指導要領が適用されたようで、国立小学校の取り組みが一般の公立小学校にも適用されたようです。

娘の小学校でも、もうすぐ縦割り班が組まれて、1~6年生が一緒に活動する機会が作られるようです。
日本の学校なりにモンテを含め、優れた教育法の良いところどりが進むと嬉しいです。
あわよくば算数教具も取り入れてほしい…ふふふ。

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